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やり場のない憤り

雨の続く文月 

たまには重い内容を

<袴田事件>

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hakamada.htm

兼ねてより冤罪の疑いが強かったこの事件

しかし 死刑が確定し袴田死刑囚は30歳で逮捕されて以来40年以上にわたって拘束され(現在東京拘置所に収監中)

死刑確定後は精神に異常を来し始め、現在は拘禁反応から親族・弁護団との面会も困難になっています

この時 死刑判決を出した裁判官が、先日2日の新聞で

「心にもない判決を書き今も悔やんでいる」との記事がありました

この元裁判官は、袴田死刑囚に異例の面会を求めたのですが

拘置所はこれを拒否しました(前例がないからだと推測)

裁判当時 心証から この人は犯人ではないのでは?と感じたそうですが

裁判官がそれをいうことは出来ず、自白だけでの有罪判決は出来ないと主張したのですが、

合議制で、他二人の裁判官は反対意見だった為 一審で死刑判決がおりました

この事件には、支援者も多数おり 長きにわたり冤罪を訴えていましたが

多くの人の応援も虚しく 死刑が確定してしまった事件でした

40年も前の警察や検察の横暴な取調べなど 簡単に想像がつきます

つい最近も富山での冤罪事件があったばかりです

これはたまたま真犯人がみつかったから 冤罪がわかったので

そうでなければ 今頃は・・

40年経った今も 警察の捜査方法はなんら進歩していないのが実状なのでしょうか

根本的に組織の体質自体がおかしいのですから

誤認逮捕や不祥事はこれからもなくならないと思います

冤罪で人生の大半を拘置所で暮らすことになった袴田さんには

本当に気の毒としか云いようがありません

当時の担当刑事や検事は、他人の人生をメチャクチャにしておいて

今もどこかで のうのうと暮らしているのでしょう

以下は袴田さんの獄中書簡です

「……殺しても病気で死んだと報告すればそれまでだ、といっておどし罵声をあびせ棍棒で殴った。そして、連日2人1組になり3人1組のときもあった。午前、午後、晩から11時、引続いて午前2時まで交替で蹴ったり殴った。それが取調べであった。……息子よ、……必ず証明してあげよう。お前のチャンは決して人を殺していないし、一番それをよく知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。チャンはこの鉄鎖を断ち切ってお前のいる所に帰っていくよ」

やはり 世の中は不公平で 神も仏もないのです

 

 

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